1月28日(月曜日)の世界のニュースです。

(01時40分更新)

ダボス会議 経済難局浮き彫り
スイスで開かれていた世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」は、27日閉幕しました。サブプライムローン問題の影響で世界的な株安が起きたさなかに開かれた今回の会議では、世界経済の減速への懸念が相次いで示され、世界経済が今、きわめて難しい局面を迎えていることをあらためて浮き彫りにする形になりました。


トルコで列車脱線 死傷者多数
トルコ最大の都市イスタンブールから世界遺産の「パムッカレ」に向かっていた列車が脱線し、これまでに少なくとも8人が死亡、20人以上がけがをしました。これまでのところ、日本人が巻き込まれたという情報はないということです。


スハルト元大統領 死去
東南アジアを代表する政治指導者として、インドネシアで長期政権を維持し「開発の父」と呼ばれる一方、強権的な政治手法や不正蓄財の疑惑で批判を受けてきたスハルト元大統領が、首都ジャカルタの病院で亡くなりました。86才でした。


米大使 合意案早期履行を迫る
在日アメリカ軍の再編に伴う沖縄・普天間基地の移設計画の合意案をめぐり、国と沖縄県の調整が難航していることについて、アメリカのシーファー駐日大使は「日米同盟にとどまらず、どちらの国民にとってもよくないことだ」と述べ、合意案を速やかに履行するよう、強い調子で求めました。


民主党 オバマ氏圧勝で接戦に
アメリカ大統領選挙の候補者選びは、南部サウスカロライナ州の野党・民主党の予備選挙でオバマ上院議員が圧勝し、今後、黒人が多い南部各州でも有利な戦いを進める見通しで、民主党の選挙戦は、いっそうの接戦に持ち込まれることになりました。


中南米 共同銀行設立の動き
南米7か国が先月、共同で新しい地域銀行を設立することで合意したのに続いて、今度は急進的な反米の立場をとるベネズエラなど中南米の4か国も地域銀行を新たに設立することになり、アメリカ主導といわれる既存の金融機関からの脱却を目指す動きが強まっています。


台湾総統選 2氏立候補届け出
3月に行われる台湾の総統選挙は、与党・民進党の謝長廷氏と、政権の奪還を目指す野党・国民党の馬英九氏の新人2人が27日、ともに立候補の届け出を済ませ、選挙戦が本格的に始まりました。


パレスチナ過激派 創設者死去
数多くのハイジャック事件や日本赤軍との共闘などで知られる過激派組織、PFLP=パレスチナ解放人民戦線の創設者、ジョルジュ・ハバシュ元議長が亡命先のヨルダンで死去しました。80歳でした。


イラン外相 米と非難の応酬
スイスで開かれている世界経済フォーラムの年次総会、いわゆるダボス会議に出席したイランのモッタキ外相は、アメリカのブッシュ政権を「根拠なくイランをおとしめるのを止めるべきだ」などと批判し、同席したアメリカの代表との間で非難の応酬を繰り広げました。


ブット元首相暗殺 捜査進まず
パキスタンのブット元首相が暗殺された事件から27日でちょうど1か月になりますが、警察の捜査は進まず、容疑者の特定には至っていません。


ケニア 治安悪化で観光に打撃
アフリカのケニアでは、大統領選挙をきっかけに民族間の衝突が起きて、西部のナクルで新しく16人の遺体が見つかるなど治安の悪化が続き、基幹産業の観光産業が深刻な打撃を受けています。


ロシアで「坂の上の雲」撮影
司馬遼太郎の代表作をもとに来年から3年間にわたって放送する、NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」のロシアでの撮影が始まりました。


新北京市長 五輪の成功へ決意
この夏、オリンピックが開催される北京市の郭金竜新市長が26日に就任し、「特色ある高いレベルのオリンピックを必ず成功させねばならない」と決意を表明しました。


中国の汚職 依然深刻な問題
中国の大手石油会社のトップが、日本円にして45億円のワイロを受け取って解任されたと報道され、胡錦涛政権の摘発の強化にもかかわらず、汚職が依然深刻な問題となっています。


“テロとの戦い 日米連携を”
海上自衛隊によるインド洋での給油活動がまもなく再開することについて、アメリカのシーファー駐日大使はNHKのインタビューに答え、「日本には、国際社会でいっそう大きな声を出してほしい」と述べて、給油活動の中断という事態を乗り越え、日米がテロとの戦いで、連携を強めていくことに期待を示しました。


削減目標 7月までに大枠を
アメリカの政府高官は、京都議定書に続く温室効果ガス削減の枠組みについて、7月の北海道洞爺湖サミットの時期までに、まず日本を含めた主要な排出国で削減目標のあり方を固めたいという考えを示しました。