昔からの夢 とりあえずラフな計画
4 月 11

幼稚園の頃、自転車を補助輪無しで乗れるようになった時に、自分ひとりでいろいろなところへ行くことができるようになった。でもうちの母親は厳しい方だったので、自転車で行っていいのは家の周りだけと、遠くへ行くことは禁止されていた。

小学生になり、その許可された範囲は家からある程度はなれたとある公園まで拡大された。もちろん、時々その制約?を破ってみたりはしていたが、基本的にはその公園までが僕の行動範囲だった。

中学生になると、さすがに親はそんなことを言わなくなり、自由に移動する事ができるようになった。週末で部活や友達との約束がない日に、時々自転車に乗って、自分の知らない場所を探検した。自分の知らない場所を自転車に乗って訪れる事は、僕にとって1つの冒険だった。特に初めての道を通り、初めて目にする景色を目の当たりにすると、説明のできないワクワクした気持ちになった。

ある時、確か中学2年の夏休みに、テニス部の練習は休みで友達との予定もなく、まぁ宿題は残っていたかもしれないが何もする事がなかった日、自転車に乗って一人で横浜駅まで行ってみようという、アホな事を思いつき、実行した。

今でこそ自宅(横須賀)から横浜までの大体の距離とかかる時間は想像できるが、当時はそんな事も知らず、考えもせず、ただやってみたいと思った。それだけで実行してしまった。しかも1人で。もちろん地図も調べないし、当時はインターネットなんてものもない。

結局、横浜スタジアムに到達したところで、歩道を歩いているおばちゃんに「横浜駅まではどれ位ですか?」と聞いたところ、「横浜駅まで行くの?凄く遠いよ」と言われ、時間も夕方になっていたし、相当疲れていた僕はそれで諦めて帰ってしまった。横須賀から関内まで来た距離を考えれば、そこから横浜駅への距離なんてわずかであったのにも関わらず。。。そのおばちゃんもまさか横須賀から来てるなんて思わなかっただろうなぁ。

また別のある時、中学3年の夏休みだったろうか、ある冒険を思いついた。JRの初乗り切符で大阪まで行ってみようというこれまたばかげた計画だった。大阪まで鈍行に乗って何時間かかるなんてもちろん知らず、テニス部の友達OとSを誘い、ある夏の日、計画を実行した。

初乗り切符を持ってガタンゴトンと電車に揺られ、トランプをしたりして楽しいレールの旅をしたが、東海道線の根府川という駅の手前で切符チェックにつかまりそうになり、その時タイミングよく停車した根府川駅であわてて降りた。運良く無人駅だったその駅(小田原市)を降り、海に下りて行って売店でアイスを買って食べてその後横須賀に帰った。隣の駅で降りて(初乗り切符なので)、遊び歩きながら2時間歩いて地元の駅に帰った。結局神奈川県すら出ることは出来なかったが、それでもそれは夏の日の楽しい冒険として今も僕の心に残っている。

今思えば、この頃から僕の世界をこの目で見たいという探究心は根付いていたのかもしれない。あの頃の新しい世界を冒険をしたいという気持ちが、そのまま今の自分の根底に存在している気がする。


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